京都橘中学校・高等学校

校長室だより

2011年の8月から続けてきた校長室だよりですが、校長の定年退職に伴い、本日をもって終了いたします。
生徒・保護者・読者の皆様の励ましに支えられて今日まで続けてきました。私にとっても生徒や教員の現場にふれる楽しい機会でした。4月からは「橘の風」のページへとリニューアルされますので、引き続きご愛読をいただくようお願い申し上げます。
長らくの間、本当にありがとうございました。


20140331kochositu01.jpg校長室のデスクです。
すっかり片づきました。


20140331kochositu02.jpg本日午後から新校長がここで執務をとります。
引き続き京都橘中学校・高等学校にご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

生徒の諸活動も一段落、教職員も職員室の座席移動で大わらわなので、今回は橘のパワースポットならぬレアースポットを紹介します。
玄関の橘の木とか、桜のトンネルとか、1000人収容のフェスティバルホールとかはよく知られていますが、よほどの橘通しか知らないスポットです。何年か前、父母の会の「おやじの会」で学校探検をしたいからと案内を頼まれ、なるほど日頃行かないスポットを紹介するのも楽しいなと感じました。
橘の近現代史をめぐるツアーにご案内します。


20140329rearp01.jpgまずは西校舎(音楽室や生物教室のある建物)の北側にある橘の木です。学校のシンボル・ツリーである橘がなぜこんな所にあるのか、またさほど日当たりが良くないのに玄関の橘より育ちが良いのは何故なのか、不思議です。
ともあれ、毎年5月には白い可憐な花をいっせいに咲かせ、秋にはおびただしい数の実をつけます。


20140329rearp02.jpg20140329rearp03.jpg続いて、沖縄研修旅行のモニュメント。本校では1983年から沖縄研修旅行を続けてきました。悲惨な地上戦を体験し今なお多くの基地を抱える沖縄。現地を訪れた生徒達が平和への願いを込めて製作したものです。


20140329rearp04.jpgグラウンドのホール裏手にあるのが、アラゴンの泉。
ナチ占領下のフランスでレジスタンスに加わった反戦詩人のルイ・アラゴン。彼の有名な詩「ストラスブールの歌」の中にある一節です。
1985年の校地移転に際して、ここ桃山の地に理想の学校を作ろうと意気込んだ当時の教職員の思いを石板にきざみました。


20140329rearp05.jpgここ伏見の地はかつて「伏水」と書かれたように、京都盆地の地下を流れる伏流水が各所で湧き出していました。だから酒造業が栄えた訳ですが、移転の当時はここにも豊かな湧き水があり、「アラゴンの泉」と名づけられました。


20140329rearp06.jpg20140329rearp07.jpgアラゴンの泉の右手にある階段を登ったところが「アラゴンの丘」。
登り始めると、ちょっとした里山に分け入っていく感じです。


20140329rearp09.jpg今は樹木が育って見晴らしが悪くなりましたが、かつては丘の上からグラウンドを見下ろし、さらに京都盆地の南部や遠く生駒山まで見通せました。
ここ桃山丘陵は、もともと秀吉の時代に桃をたくさん植えていたことから名づけられたと言われていますので、ここに自生しているのも桃の木なんでしょうか。(?)


20140329rearp08.jpgのサムネイル画像丘の上に全天候型の短距離トラックがあることはあまり知られていません。


20140329rearp10.jpgこんな立て札を発見。
104期卒業生といえば、今から7年前です。

2014年03月28日(金)

いよいよ桜が開花しました

桜前線の北上にともない、いよいよ本校でも桜が開花しました。


20140325sakura01.jpg本校での開花をはかる標本木です(私が勝手に呼んでいるだけですが)。
毎年、音楽室前にあるこの桜が一番に咲きます。


20140325sakura02.jpgこれは3月25日の状態。蕾もだいぶふくらんでいました。


20140327sakura01.jpg1日おいて27日の朝にはもう咲いていました。


20140327sakura02.jpg西門側の桜は軒並み開花。ことによれば前日の26日が開花日だったかもしれません。


20140327sakura03.jpg南門の桃山南口側の桜はまだ咲いていません。年を経る毎に開花時期の差が広がっているように思います。どちらも日当たりは良好なので、地中の栄養状態の違いなのかもしれません。


20140327sakura04.jpgこれから一気に咲いて来週には満開を迎えます。
4月5日の新入生登校日には満開、7日の入学式には桜吹雪で新入生を迎えることでしょう。

23日で今年の国公立大学入試の合否結果がすべて出揃いました。
国公立大の推薦入試に積極的にチャレンジしたのが今年の特徴で、推薦・一般の合計で38名の合格でした(前年卒の2名を含む)。Sコースでは在籍者の8割が合格という快挙でした。
くわしくは、こちらをご覧ください。


20140117syutujin01.jpg大学入試センター試験前日出陣式の模様(2014.1.17) 再掲


20140118center04.jpgセンター試験当日の門前激励(2014.1.18) 再掲

2014年03月26日(水)

春は先生達の仕込みの季節

修了式と春季特別講座も終わり、生徒諸君は春休み。
この時こそ、先生達の仕込みの季節です。25日、教科毎に研修会が行われました。一年間の教科指導を振り返ってまとめをし、新年度の方針を話し合いますが、教科によっては新人の模擬授業をしたり講師を招いて勉強会をしたりと様々です。
英語科の研修会をウォッチしました。


20140325eigo01.jpg3時間たっぷり時間を取って勉強会です。
講師は上智大学外国語学部の和泉伸一教授。和泉教授は、従来の訳読型授業は木を見て森を見ず状態に留まっており、それではいつまでたっても使える英語力がつかないことを指摘し、CLIL教育法について問題提起をされました。


20140325eigo02.jpgCLIL(Content and Language Integrated Learning)は、近年ヨーロッパで急速に広まっている英語教育法で、理科や社会などの教科学習と英語の語学学習を統合したアプローチだそうです。


20140325eigo03.jpgすべて英語での講演なので英語音痴の身には辛いものがありましたが、英語科の先生達は熱心に聞き入っていました。