教育内容

特色ある学習

学力アップの流れを生み出す<橘メソッド>
橘メソッド

1. 学習習慣の定着

0限モジュール

ショートホームルームと1限目前半を0限モジュールと位置づけ、入学当初は生徒が中学の学習習慣に慣れるためのホームルームや朝読書の時間として活用。慣れてきた頃から、ドリルや朝の小テストの時間に変更します。

朝テスト・専用手帳の活用

始業前に朝テストを行い、授業→復習→朝テスト→朝テストケア、という流れを作ることで、学力および学習習慣の定着を図ります。さらに専用の手帳を使って自学習の習慣を身につけます。

2. 学習時間の確保

授業+特別授業

月~土曜で週35時間の授業を行います。特に5教科の3年間総授業時数は、夏・冬・春休みの特別授業を加えて約2,900時間と、公立中学校の標準的な時間数の約1.5倍となる時間を確保しています。

学習合宿・耐久学習会 

長時間の学習に集中して取り組む力を養うため、長期休暇時には学習合宿や耐久学習会を実施しています。普段の授業とは違う環境・雰囲気の中で周囲の頑張りにも刺激され、生徒のモチベーションは高まります。

3. フォロー体制

朝テストケア

0限モジュール時に行う朝テストで、学習進捗状況を確認。生徒の「苦手」 を確認した教員がアフターケアを行うことで、理解不足を残さず日々の授業を進めていき、コース全体の学力の底上げを図ります。

学力向上プログラム

授業をベースにさらに学力を向上させる取り組みを進めます。キャッチアップ講座(基礎)やプログレス講座(発展)、自学習を促す取り組みなど、個々の理解度に応じた指導を行います。

夢見る力で大きく飛躍!体験が感性を磨いていく

夢見る力は学ぶ力。「大人になったら宇宙に行ってみたい」「学者になってノーベル賞を受賞したい」「人の役に立つお医者さんになりたい」「弁護士になって人を守りたい」など、大きな夢を生きいきと描くことができる生徒ほど、学習へのモチベーションを高く持ち続け、高く飛翔できるものです。京都橘中学校Vコースでは、インプット、アウトプットの両面から、多感な思春期における自己形成に役立つ体験をさまざまに用意。豊かな人間性を養い、主体性、行動力、リーダーシップに溢れているだけでなく、夢や目標に向かって困難を乗り越え、たくましく成長することができる人を育てます。

体験学習

最先端技術製品に挑む企業を訪問する企業体験(中1)、社会に出て実際に働いてみる仕事体験(中2)、京都大学附属花山天文台で太陽望遠鏡を体験する花山天文台実習(中2)など、中学1・2年の早い段階で一流企業や学問の最先端に触れる機会を用意。将来の夢や目標を系統的に育てます。

国際理解

留学生との交流企画や語学研修を通じて、国際理解の精神とコミュニケーション力を育てます。高校段階では、カナダ短期語学研修や、一年留学(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド)に参加することが可能です。英検の取得状況により中学3年でカナダ短期研修に参加することも可能です。

インプット

中高6年間は、自分を知り、人との関係を築き、世界観を広げる時期です。京都橘では体験学習や国際理解に加え、感性を磨くインプット型の授業として「LIB」や「人間学」などの総合学習を用意。6年間を通して取り組むことで生きる力を育て、自らの進路を考え、さらに自分を表現できる力につなげていきます。

LIB(Life Is Beautiful)

LIB(リブ)は中学3年間で開講される総合学習の時間です。人間とエネルギーをキーワードに、ロボットやその開発技術者を講師に招くなど、本物にふれる活動を行っていきます。体験を通じてインプットされた知識や感動は、個人新聞に編集してみんなの前で発表。感動を豊かな言葉で表現し、「Life is Beautiful=生きるとはすばらしいことだ」とみんなで感じあえる授業をつくり上げます。

人間学

高校では教育目標「自立・共生」に基づいて人間としての生き方を考え、自らの進路目標を固め、自らの考えを文章で表現することを学ぶ時間をカリキュラムにとり入れています。「人間学」はその集大成といえる高校3年時の取り組み。地球環境や人権、男女の共生などをテーマに、人類の誕生から死までを考え、一人ひとりの持つ多様な価値観を尊重し合える力を育成します。

アウトプット

中学・高校で身につけた学力も、アウトプットできなければ大学や社会では役に立ちません。そこでVコースでは、吸収した知識や自分の想いを新たに構築して人に伝える表現力や、そのための手段としてのICTスキルの修得を重視。普段からICTを活用できる環境や、3年間の学びを論理的にまとめ発表する卒論を必須としています。

ICT

全教室にインターネット環境と液晶プロジェクタを設置。先生だけでなく生徒もICT(情報通信技術)を活用することで、プレゼンテーションスキル、コミュニケーションといったアウトプットスキルを磨きます。

卒論 V1期生の感想より

卒論は最初は「20枚も文章を書くなんて無理!」と思ったけれど書けます! 自分でテーマを決め、それについて調べ、深め、まとめ、発表したときは達成感があります。人によっては実験が必要なテーマを選んで、何度も実験データを取っていました。卒論は、調べる力、話す力、聞く力、まとめる力、考える力などさまざまな力を身につけることができる取り組みです。

LIB(総合的な学習の時間)の集大成の取り組みとして、中学3年生では卒業論文を作成します。与えられたテーマではなく、自ら疑問に思うことを調べます。テーマ決めに時間のかかる生徒もいました。しかし、本やインターネット、さらには大学等の研究施設へ自ら連絡を取り、資料を取り寄せてまとめ上げた生徒もいました。こうして「学びの自主性」が生まれて来るのだなと感じた瞬間でした。パソコンで文章を書くことに慣れている生徒ですが、清書はすべて手書きです。一字一句丁寧に書き写し、すべて書き終えたとき、生徒は達成感で満ちあふれていました。3年間の学びがこの卒業論文に集約されています。
Vコース担任 結城 史訓