やる気を引き出す授業研究

〜京都橘大学と京都教育大学の先生方をお迎えして〜


 本校では、秋に教科の代表者に研究授業をお願いし、授業力の向上という課題に取り組んでいます。

 本年度、教務部は「わかりやすさを科学する、学び合う姿勢とやる気を育てる」という年間テーマに基づいて、生徒のモチベーション向上を研究テーマに、国語、英語、数学、理科、地歴・公民、体育の6教科に研究授業の提起を行いました。今年は、助言者として、併設の京都橘大学文学部児童教育学科の5名の先生方と京都教育大学の沖花彰先生をお迎えし、教科別に研究授業を行うことができました。詳細は以下の通りです。


保健体育科 竹中 育枝
 科目名「体育」 実施クラス 3年9組
  「スマッシュをマスターしよう〜バドミントンの授業」
  (助言者 口野 隆史先生)

数学科 田中 明美
 科目名「数学V」 実施講座 2年9組理系
  「分数関数」
  (助言者 小寺 隆幸先生 )

英語科 田中 千香
 科目名「英語T」 実施クラス 1年7組
  「リズム・テンポのある授業をめざして」
  (助言者 梅本 裕先生)

国語科 相宅 政則
 科目名「国語総合」 実施クラス 1年5組
  「日本語の表現」〜留学に向けた国語指導
  (助言者 池田 修 先生 )

地歴科 山崎 哲夫
 科目名「日本史BI」 実施クラス 2年7組
  「豊臣秀吉の朝鮮侵略について」
  〜やる気と意欲を引き出す授業づくり〜
  (助言者 倉持 祐二先生)

理科 稲吉 陽作
 科目名「物理I」 実施講座 2年9組理系選択者
  「デジタル教材を活用したドップラー効果の授業」
  (助言者 京都教育大学 沖花 彰先生)


  11月中に教科会議の時間を振り替えるなどして、各教科の教員が見学を行い、11月29日に、講師を交えて分科会形式で研究協議を行いました。英語の研究授業に寄せられた印象深い助言を紹介します。

 「keep students busyという目標ですすめた場合、何のときに忙しくしているのか、ポイントをはっきりさせること。基本は生徒の意識、エネルギーをどうテキストに向けさせるかということ。どの学校でもエネルギーがテキストに向かない。何か楽しいことを期待している。橘の生徒は、「やろう」といえば、「はい」といえるレベルなので、もう一歩何か工夫が考えられないか。」

 生徒のモチベーションを高めるためには、生徒を学習活動に参加させるなかで心を開き、学び合える環境をつくることが重要です。教員にはそのような生徒の関係性を組織できる能力が求められています。本校では、工夫としかけのある授業づくりに取り組んでいく教室を少しでも増やしたいと考えています。